今月の掲示板~暁善寺・2月~
2026.02.02この前、正月を迎えたばかりと思ったら、あっという間に2月となりました。
皆さまはいかがお過ごしですか?
今月の掲示板は
見えないところが見えるところを支えている。
見えないところが本物にならないと
見えるところも本物にならない。
という、東井義雄さんの本『東井義雄の一日一言』の中の言葉です。
東井義雄さんの教育観として「いのちを輝かせる」ということ。
その子の持つものを生かし、どんな環境でも、どういう状態でも
立ち上がれる子どもを育てようとされました。
東井義雄さんは「大木と根」を例にされ、立派な大木にはたくさんの根っこが張り巡らされているように、
見えないところで揺るがなく張り巡る根を育てようと、土台を作ることを大事にされました。
見えるもの=「大木」は見えないもの=「根」に支えられる。ということでしょう。
これは私たちにとっても同じことが言えることが多々あります。
それこそ「ありがとう」「おかげさま」ということと思います。
また、東井義雄さんは「本物」ということについて、このような言葉が書かれています。
本物とにせものは見えないところのあり方で決まる。
それだのににせものに限って見えるところばかりを気にし、飾り、
ますます本当のにせものになっていく。
と言われております。
この言葉に出遇ったとき、ドキッとさせられました。
本物は人が見ていようと見てなかろうと関係ないし、飾ろうともしません。
ありのままでいられるのです。
~東井義雄さんの経歴~
東井 義雄さんは1912年兵庫県出石郡合橋村佐々木(現・豊岡市)にある浄土真宗本願寺派の東光寺に生まれ、
小学校教師として奉職、多くの著作を著す。また、姫路学院女子短期大学や兵庫教育大学の講師を務め、1987年に辞任。
55年間の教員生活に終止符を打つ。
また豊岡市にある東光寺の住職を勤められていた。
1991年急性硬膜下出血で逝去。